生活に身近な洗濯工場での仕事に魅力を感じて応募しました。
黙々と作業に集中できる工場での仕事が好きで、以前はプラスチックの加工工場で働いていました。プラスチックや扱う薬品で手を傷つけてしまうことが続き、別の工場の求人をインターネットで探していたところ、カーニバルを発見。「おもしろくなければ仕事じゃない」という求人の文言に魅力を感じ、ずっと前に短期でクリーニング工場の仕事を経験したこともあり、もう一度やってみようと応募しました。衣服を畳むなど日常生活でも役立つスキルが身に着くかなというのと、自宅からの通いやすさも決め手でした。
身体で作業を覚えることで、商品を美しく仕上げられるようになります。
クリーニング店の店頭からは想像しにくいですが、工場はけっこう体力勝負です。慣れれば作業自体は難しくないですが、機械を使っていても仕上げは手作業ですし、暑い中での立ち仕事が最初は大変でした。私はワイシャツの仕上げ作業をメインに担当していますが、1人で仕上げられるようになるまでには1年程かかりました。最初は動きに無駄が多かったと思いますが、繰り返し作業することで段々と動きが最適化していくというか、身体が自然に動くようになり、スピードもついてきます。やはり商品をキレイに仕上げられたら気持ちがいいですね。
丁寧で確実な作業が、関わるすべての人にとってのいい結果に。
仕事をする上では、時間に追われていたとしても丁寧で確実な作業を心がけています。日常生活でも同じかもしれませんが、面倒だからと適当に済ませたり後回しにしたりすると、必ずあとに響いてきます。特にワイシャツはシワが残っていれば目に見えて分かりますし、店舗へ出荷後に戻ってきてしまったら運んでくれる人の手間も増え、何よりお客様に迷惑をかけてしまいます。1人でする作業でも、関わる人たちのことを考えて取り組むことは心に留めています。
余裕を持って取り組める閑散期、短期間で独り立ちが目指せる繁忙期。どちらもお勧めです。
私を含めて長く働いている方が多く、明るいムードメーカーの方、テキパキと仕切ってくれる方、それぞれ自然と役割が分担できています。私は工場内をより作業しやすい環境にすることが自分の役割かなと思っているので、これからも整理整頓を頑張りたいです。暑さに慣れるまでは大変ですが、逆に寒い季節は温かくて快適なので、涼しい閑散期に入社して徐々に仕事を覚えながら暑さに慣れるのがお勧めです。一方で、繁忙期に入社したら閑散期の倍以上の枚数をこなす分、早く仕事を覚えて独り立ちできると思いますよ。
