黙々と作業できる職場を探して、自宅近くのカーニバルに応募しました。
子どもがまだ小さかったので、土日だけ働ける職場を探していました。自宅から自転車で通えるカーニバルの工場の募集を見つけて、応募。人と接するよりも黙々と作業する方が好きで、以前も工場勤務の経験があった私にピッタリでした。今は週4日か5日、ほぼフルタイムで働いています。最初は仕上がったお洋服の出荷準備を行うアッセンブリーというポジションから覚えました。その後、ハンガーアップや仕上げと、ポジションごとに少しずつ仕事を教えてもらえたので、無理なく馴染めたと思います。
忙しいときほどスピーディーかつ丁寧な作業を心がけています。
基本的に技術と体力が必要な仕分け・洗い場は工場長が担当してくださり、私たちはそれ以外の手が必要な場所へと移動しながら作業します。立ち仕事なので体力は必要ですが、長時間同じ態勢で1つの作業をするわけではなく、まんべんなくいろいろな作業ができるのは飽きがこなくていいですね。毎日工場に届くお洋服はすべてさばき切る必要があるので、作業はスピードが大切です。ただ、速くても雑になってしまっては意味がないので、スピードを意識しつつも丁寧に仕上げようという意識は、みんなが共通して持っていると思います。
アイロンがけの技術が身に着き、浴衣が畳めるようになりました。
感染症が落ち着いて花火大会やお祭りが復活したため、夏は浴衣が格段に増えました。仕事を通してアイロンがけの技術が身に着き、浴衣を畳めるようになったのは、普段の生活にも役立っています。季節によって扱うお洋服が異なるので、1年を通してあらゆるお洋服の扱い方が学べるのも、この仕事のおもしろさかもしれません。すべての工程を終えて店舗に届けたお洋服が、プレス不良などで戻ってくることがないとうれしいですし、達成感があります。
休憩中の楽しい雑談も職場の一体感につながっています。
ルーティン作業のようでいて日によって量やお洋服の種類が全く違うので、休憩中にもより良い進め方をみんなで話すことがあります。今日の作業をみんなで終わらせようという一体感が、職場の雰囲気の良さをつくっていると感じます。会社が差し入れてくれたお菓子をみんなでつまみながら雑談することも、休憩中の楽しみの一つです。夏はアイスクリームもあり、ちょっとした気遣いがうれしいですね。子育て世代の女性が中心ですが、もちろん男性も、大学生や外国籍の方もいる幅広い職場ですので、安心して来てください。
