『カーニバル』のあたたかさに救われた私が、海外滞在を経て実感した日本品質。
夫の海外赴任に同行し、帰国後は京都へ来ました。知り合いがひとりもいない寂しさを感じるなか、自宅近くの当店を利用したときのことです。スタッフの方のあたたかい接客のおかげで、人との関わりのありがたさを噛みしめたことを覚えています。いざ仕事を探すとなったとき、『カーニバル』が思い浮かび、ここしかないと応募を決めました。海外滞在時、衣類をクリーニングに出すのは一時帰国のときと決めていたほど、日本のクリーニング品質を信頼していました。店内業務を担当する今、品質には接客も含まれると感じます。お客様にまた利用したいと思っていただけるよう、特にコミュニケーションを大切にして業務に取り組む毎日です。
笑顔でお帰りいただきたいから、短い時間でもコミュニケーションは大切にします。
「○○様、いつもの加工でよろしいでしょうか？」と、常連様はお顔、お名前、加工メニューまでなるべく覚えて、お声がけするようにしています。実際お客様に喜んでいただけたことがあるので、お声がけにより接客の質が向上するのを体感しています。同じようにお客様も私たちを覚えてくださっていて、過去に担当したお客様から「先日出したお洋服、きれいに仕上げてくれてありがとう」と言っていただいたときは、たまらなく嬉しい気持ちになりました。たった数分の接客でもお客様と心を通わせられるのは、丁寧なコミュニケーションがあってこそです。
確認とお客様目線を忘れずに、大事なお洋服をお預かりします。
お預かりの際は、お客様と一緒に汚れ・ほつれなど衣類の状態を見て、クリーニングが必要な部分を確認します。仕上がり後も同様に1点1点のチェックが欠かせません。度重なる確認作業によりトラブルを未然に防ぐほか、私たちがご依頼を自分事として捉えている誠実さが伝わると思っています。ときには、クリーニングする必要のないものをお客様にお伝えすることもあります。たとえばコートの装飾品は別料金なので、汚れていなければ洗わなくても問題ない旨をご説明します。目先の利益を追うのではなく、お客様に寄り添ったサービスで、またカーニバルに預けたいと信頼していただけるよう努めたいです。
スタッフみんなで支え合う環境が、働きやすさの理由です。
小学生の子どもがいるので、夏休み期間中は午後からの勤務を希望してシフトを組んでもらっています。スタッフの人数が多いため融通が利き、急用のときも誰かが勤務を代わってくれるので安心です。プライベートとの両立が叶うのは、頼みやすい雰囲気のおかげだと思います。天候などの影響で交通機関が動かずスタッフが出勤できなくなった場合も、出勤可能な人が行くよう調整します。自宅から職場が近い私は、ピンチヒッターとして急遽お店へ向かうこともありました。困ったときはお互い様と、何かあればチームワークを発揮してみんなで支え合う職場です。
